家の納戸に眠っているファミコンやスーファミ、メガドライブなどのレトロゲームを買取してもらいたい方も多いのではないでしょうか。

実は、レトロゲームを買取してくれるお店は意外と多く、中にはゲーム・ホビーの専門店やレトロゲーム専門店というものもあるんです!

そこで今回は、レトロゲームの買取について、実際の買取価格はもちろん、レトロゲームを売る際の注意点やどこのお店がおすすめなのかについても、しっかりご紹介していきます!

なお、ブックオフなどの総合店やリサイクルショップなどでも、レトロゲームの買取を実施していることがありますが、それらのお店の買取価格は非常に安いので、おすすめできません。

目次
レトロゲーム買取のおすすめ店
まずはじめに、レトロゲームを高く買い取ってくれるお店について、買取価格やお店ごとの強みを見ていきましょう!
最新ゲームの買取をメインに扱っているお店とは違って、初めて名前を聞くお店も多いかもしれませんね。
レトログ
最初にご紹介するのは、ヤマトクという会社が運営しているレトロゲーム買取専門店、レトログです!

レトログの強みはなんといっても、その買取価格の高さです!例えば、下記の表で比較しているネオジオソフトの「メタルスラッグX」は150,000円と、買取相場や他店の価格と比較しても圧倒的な高価格です!
店名 | メタルスラッグX買取価格 |
レトログ | 150,000円 |
ninebit | 100,000円 |
BEEP | 80,000円 |
ブックオフ | 32,500円 |

また、スーパーファミコンのソフト「魔獣王」が40,000円など、このソフト以外のソフトやゲーム機本体でも、レトログの買取価格は比較的高めでした!

そしてレトログのもう一つの強みとしてあげられるのが、そのサービスの豊富さです。

まず、レトログではおせっかい査定というキャンペーンを常に実施しています。
このおせっかい査定とは、ゲーム機に対してお店側がクリーニングやパーツ補完を行い、買取価格を大幅にアップしてしまおうというサービスです!

さらに、レトログの宅配買取であれば、箱に詰めて集荷してもらうだけなので買取に余計な手間がかからず、とてもお手軽です。
しかも、駿河屋などの他のお店ではかかってしまうこともある送料や手数料は、レトログでは一切かかりません!

また、返送を希望することができないお店もしばしばありますが、レトログならば希望すれば査定後でも返品してもらえます!
買取価格の高さに加えて、おせっかい査定をはじめとしたサービスの豊富さ。レトログの評判の高さは、この2つの強みに由来しているといえるでしょう。
ninebit
次にご紹介するのは、レトログと同じゲーム買取専門店のninebitです!ninebitの強みは、レトログには及ばないものの比較的高めな買取価格です。

それ以外のソフトでも、ファミコンのソフト「ギミック!」なら25,000円、PCエンジンソフト「コリューン」なら20,000円など、相場よりやや高めな買取価格をつけていることが多いです。

また、ninebitでは梱包キットの無料提供も行っています!ダンボールやテープなど、梱包に必要なものすべてがもらえるので、良い大きさのダンボールが自宅になくても安心です。

ただし、自前でダンボールを用意した場合の買取金額アップは初回の1度きりな上、10点以上送らないと適用されないので注意してください。
KAUZO
次なるお店は、DVD・本なども買取しているお店、KAUZOです。レトロゲーム買取の専門店ではありませんが、レトロゲームのソフトも買取対象に入っています。

KAUZOの強みとしてあげられるのは、3DSソフトやPS3ソフトなどの、レトロゲームとはいえないけれどゲーム機の世代としては古いものでも、買取対象に含まれているということです。

また、KAUZOの公式サイトでは、一部のソフト以外買取金額を一切開示していません。買取を申し込む際に、相場よりも安い価格がついてしまう場合もあるので要注意です。

駿河屋
次にご紹介するのは、大手の一角、駿河屋です!ゲーム買取の専門店ではありませんが、大手のお店ならではの安心感や、口コミ及び評判の多さは駿河屋にしかない強みです。

買取価格についても、「魔獣王」が38,000円、「ギミック!」が18,000円と、専門店には及ばないものの、大手のお店の中では比較的高めなのでおすすめです!

実は駿河屋では、買取金額が合計3,000円未満だと、送料が自己負担となってしまう上、さらに最低でも880円の手数料までもが、買取金額にかかわらず差し引かれてしまいます。

送料や手数料が無料なレトログやninebitなどの専門店に比べると、買取金額が専門店に及ばないこともあって、駿河屋は少しだけ見劣りしてしまうかもしれません。
ウリドキ
最後にご紹介するのは、レトロゲームの買取店ではありませんが、ウリドキです!

ウリドキは様々なお店の情報が閲覧できるポータルサイトで、「ウリドキ 買取してもらいたいゲームの名前」で検索すると、お店ごとの買取金額の比較表も確認できます!

ただし、ninebitなど一部のレトロゲーム買取専門店はウリドキに記載されていないこと、ゲームによっては掲載されている価格情報が古い場合があることの2点には注意が必要です。
ブックオフのレトロゲー買取はおすすめ出来ない!?
さて、記事冒頭でリサイクルショップや総合店でのレトロゲームの買取は、値段が安いのであまりおすすめできないと述べました。

ここでは、参考までにブックオフにおけるレトロゲームの買取金額をご紹介したいと思います。まずは、先ほどレトログをご紹介したときにも提示した、こちらの表をご覧ください。
店名 | メタルスラッグX買取価格 |
レトログ | 150,000円 |
ninebit | 100,000円 |
BEEP | 80,000円 |
ブックオフ | 32,500円 |
これはネオジオソフト「メタルスラッグX」の買取価格表ですが、ブックオフの買取金額の安さが際立っていますよね。

このソフト以外でも、この記事で度々登場しているファミコンソフト「ギミック!」が2,700円など、ブックオフの買取金額は全体的にかなり安めです。

また、ブックオフの買取価格検索システムでは「値段がつきません」という表記のレトロゲームも多いです。

秋葉原でレトロゲームを売るなら?
価値が高そうなレトロゲームは直接お店に持ち込んで売りたい!という方や、聖地秋葉原ならお店が色々あるのでは?と思う方も多いと思います。

結論から言ってしまうと、秋葉原でレトロゲームを売るのにおすすめなお店は『スーパーポテト』と『レトロげーむキャンプ』の2店です。

こちらの記事では、その2店も含めた、秋葉原にある様々なゲーム買取店の情報をまとめていますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。
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古いゲームを高く売るためのポイント
ここからは、レトロゲームを高く売るためのポイントについて、一般的なことからマニアックなことまでしっかりと解説していきます!

買取前に本体の状態と付属品を確認!
まず気をつけたいポイントは、ゲーム機本体やゲームソフトの状態です。特に、水没していた、ひどい汚れやひどい破損がある、などの場合は買取価格の大幅低下や買取NGとなってしまうこともあるので、要注意です。
さらに念入りに確認すべきは、付属品がすべて揃っていることです。箱やコントローラーはもちろん、ACアダプターやAVケーブルなどもすべて用意するようにしましょう。

もしも、なくした、捨ててしまったなどで欠品してしまったものがある場合、買取価格もその分だけ低下してしまいます。

梱包する際には丁寧に!
レトログやninebitなど、ゲーム買取専門店の宅配買取を利用する場合は、レトロゲームをダンボールに梱包する必要があります。この際、梱包は丁寧に行いましょう。

特にレトロゲームは経年劣化もあって壊れやすいので、緩衝材(俗に言うプチプチ)なども使用し、ダンボールとゲーム機の間に隙間ができないようしっかり梱包しましょう!

攻略本もあるなら一緒に売ろう!
レトロゲーム買取ならではのマニアックなポイントとして、攻略本の買取があります。

実は、レトロゲームの攻略本に限っては、当時の定価以上の高価格で売れることがあるんです!

例えば駿河屋では、ファミコンソフト「悪魔城ドラキュラ」の攻略本は4,000円で買取してもらえますし、「ドラゴンクエストⅡ」の一部攻略本も4,500円で買取してもらえます。

もし攻略本をまだ持っているなら、レトロゲームと一緒に買取に出してみるといいでしょう。
箱なしでも買取は可能!?
ゲーム機を買ったときに箱を捨ててしまうことって、多いですよね。特にレトロゲームの箱は、取っておいてある人のほうが少ないのではないのでしょうか。

こういった事情もあってか、レトログやninebitなど、多くのレトロゲーム買取専門店では、箱なしのレトロゲームでも買取してもらえます。

また、各お店の公式サイトでは、箱なしの場合どの程度減額されるのかを明記していないことがほとんどですので、箱なしのレトロゲームを売る場合には要注意です。
価値が高いレトロゲームってどんなソフト?
さて、ここまでレトロゲーム買取について様々なことを解説してきましたが、最後に高く売れる、価値の高いレトロゲームの特徴をご紹介します!

高価買取してもらえるゲームの特徴として、最もわかりやすいのが発売当時にあまり大衆受けせず、売れなかったゲームです。

この記事でもご紹介しているスーファミのソフト「魔獣王」もその一つで、人を選ぶ世界観に高すぎる難易度で、当時は不人気ソフトだったそうです。

また、限定版や懸賞などで配られたゲームも流通量が少ないため、買取価格が高くなる傾向にあります。レトロゲームを整理していて、「これレア物かな?」と思ったら、一度買取価格を調べてみるのもいいかもしれません。
買取価格が安いレトロゲームとは?
逆に、買取価格が安いレトロゲームもあります。主に流通量が多く、大衆受けしたゲームで、「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズなどが代表例です。

ただ、安いといっても1,000円程度の買取価格がつくものがほとんどですので、ゴミとして処分するよりは、買取店に売った方が断然お得です!
